最近読んでる本。

最近読んでる本の話。

「とある魔術の禁書目録」シリーズ。

こういうライト系の本って好き。

本読みまくりだしたのって、中学生のころに

「指輪物語」を

友人の勧めで読んだのがスタートかも。

いわゆる「ロード・オブ・ザ・リング」の原作です。

個人的には翻訳が気に入らないのですが、ストーリーは面白かった。

まさか十数年後に映画化されるとは思いませんでしたがw

そこからソード&ソーサリー系のライト小説にはまり、

「ドラゴンランス戦記」

「ロードス島戦記」

「エルリックサーガ」を始めとするエターナルチャンピオンシリーズ

ソードワールドを舞台とする小説群

最近では

「十二国記」

「魔術師オーフェン」

・・etc

現在継続中のものでは「伝説の勇者の伝説」シリーズも。

それからそれから、、、多すぎて忘れてますね@@;

・・とまぁライトバンザイ!な感じでして。

あ、もちろん個人的に外せないのが

「シャーロックホームズ」ですが。

故ジェレミーブレッド氏が演じた、グラナダテレビのシャーロックホームズ

全作品のDVDボックスを迷わず買ってたりw

ただ、途中でご病気をされて、亡くなられてしまったので、

全部で41話で終了。

「緋色の研究」が映像化されてないのは非常に残念。

小説は全60作品。

すべてすばらしい作品ですよね。

ま、それほど知識があるわけではないので、いわゆる「シャーロキアン」と呼ばれる

マニアの方にはついていけませんがw

そんなこんなで、楽しいゲームが出ない今、

ライト小説に没頭する毎日です♪

・・あ、シャナを忘れてた。

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2009年本屋大賞1位「告白」

いや~やっと買ってきて読みました♪

本屋大賞の作品はいつも楽しみにしているのですが

今回の作品は不思議な感じ。

湊かなえ著:「告白」

じわっと怖いです。基本は鬱です。

どこで中断してもすっきりしない気持ち悪さが残ってしまい、

しかたなく最後まで一気に読む羽目に。

始めから最後まで「語り」で書かれてるせいなのか、

心にジワッと進入してしまうかも。

そう、本当にその場で告白されているような気分に。

アレはヤバイですw

が・・・いわゆる「理系」の天才が意外としょぼかったり、

心の動きが漫画っぽかったりと色々突っ込みどころ満載なのは?な所。

テレビドラマや漫画のサスペンス物でありがちな、

デフォルメされた登場人物たちって所か。

どこかで「携帯小説みたい」と評していた方がおられましたが、

なるほど納得です。

私個人はこういうのも好きなので、(基本的に行間とか読めないのでw)

さらっと楽しめましたが、

「作者の言いたいことは」だとか「この作品の行間に書かれている心情とは」とか

本を読むことにものすごい情熱をつぎ込んでらっしゃる方々には

全くお勧めできないようで酷評もちらほらw

個人的にはこれくらいの軽さで十分楽しめましたが皆さんはどうでしょうか?

でわでわ。

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テレビドラマ版「警官の血」、、見終わって、あまりに頭にきたので。

不満しかない。

なんだアレは。

少しは予想してたけど、

あんな台無しな脚本にしてしまうとはなんと言う愚行。

この小説は一応ミステリー。

3世代にわたって描かれてるわけですが、

原作の場合、祖父の死因、父の死因は

クライマックスに明かされる仕組みになっていた。

だが!、テレビでは祖父の殺人シーンを流すわ、父の死因を流すわで

もはや小説の展開をぶっ壊してる。

謎のない推理ドラマ、、、意味不明。

祖父世代の主要人物である「先生」の存在を

完全に軽んじ、そしてまた時代背景の説明がない。

6畳一間の汚い長屋暮らしは何故か3部屋もある大きな部屋になり、

貧乏生活の感じが全く伝わってこない。

父世代の学生運動や赤軍等の説明が全く無く、

潜入操作のきっかけの説明は適当で間違ってる。

潜入操作してる上での心情描写が重要なのに、それも完全に端折ってて、

周りが学生の中、ある意味社会人である民雄の冷めた目線も

全く表現されておらず、どこまでも子供っぽい。

最後の世代では、主要人物の覚せい剤に手を出すきっかけの描写が、

間を端折った為にグダグダになってるし、恋人を寝取られる原因の描写も適当。

信頼の証として与えられた高級時計もある意味心理描写の複線だったのに

登場するだけしておいて、複線の後始末は全くなし。

対決のシーンでは主人公の態度が高圧的な単調さに変更され、

感情に波が無くてチープ。

ソレもすべて前半、中盤でネタバレしちゃってるおかげで、なんの驚きもない。

とにかく最低の駄作でした。

どうしてこんなにむちゃくちゃにしてしまうんだろう?

原作者が絶賛してるとか新聞で見たけれど、

もし、万が一、本心ならこの作者も残念な人ですな。

まぁそこまで作品自体に思い入れなけりゃ、大金貰えりゃ誉めるか。。

と思ってしまいそうになるくらい「原作者なら怒ってもいい」ドラマでした。

でわでわ。

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久しぶりに小説

今回購入した本は

「警官の血」 

著:佐々木譲

です。

警視庁警察官三代の人生が書かれた物語。

読み応えのある作品でした。

いい本買った!

と言える本です。

なお、2/7 2/8の2夜に渡ってテレビドラマ化されるそうで、

少しだけ期待しながら、でもかなり不安を持ちながら

視てみようと思います。

正直あれをテレビ化するのは難しいのでは?

と思ったのですが、、

さてさて、どう処理するのか。

週末が楽しみになりました。

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週末の過ごし方

週末は金曜日会社の忘年会。

土日は久しぶりに本を読んで過ごしました。

たまにはゲームをお休みしてこんな週末もよいかと。

さて、今回購入した本のタイトルは

「オオカミ少女はいなかった」~心理学の神話をめぐる冒険

鈴木光太郎 著

何度も否定されながら、なぜか度々「真実」として話題になってしまう事柄を

判りやすく解説した本。

例えば第一章で書かれている「サブリミナル効果」についての記述などは

目からウロコ間違いなし。

(「コーラを飲もう」「ポップコーンを食べよう」といったことを

映画の間に忍び込ませて目では捉えていないのに誘導されてしまい、

そして売り上げがアップした)

というちょっと雑学をかじった人なら誰でも聞いたことのある

「サブリミナル効果」の由来となった衝撃的な実験ですが、

事実は・・・

読んで驚きなこと間違いなしです。

もちろん著者の方が書かれていることがすべて真実とは限りませんが、

かなりの説得力を持って内容が書かれております。

読み物としても楽しかったのでお勧めですよ♪

多少専門用語も出てきますが、全く心理学に無縁な私でも

文脈から読み取れるレベルですので

知識がなくても大丈夫。

興味がある方はぜひに♪

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今年の本屋大賞作品

「ゴールデン・スランバー」伊坂幸太郎

本屋大賞の大賞受賞作品です。

盆休み前に購入したのですが、昨日やっと読みました。

感想は・・

良い意味で「まいった!」

「首相爆破殺人犯」

という無実の罪をかぶせられた主人公の逃走劇。

緊張感満点かつそれを途切れさせない速い展開と

読者にそれと感じさせないように上手くちりばめられた複線。

何が陰謀で何が真実なのか?

友情と罠、奇妙な信頼関係の行く先は?

そのすべてが加速度的に展開、収束して行く躍動感あふれるストーリー。

久しぶりに猛スピードで展開する本を読みました。

軽めで、一気に読める内容ですが、

とにもかくにもストーリー抜群です。

読み進めるごとに、頭の中でどんどん映像が浮かび、流れて行く感じは

物凄く出来のいい映画のようでもありました。

私の中では過去の本屋大賞作品の中でも1・2を争う面白さ。

新潮社より1600円で発売中。

ぜひ買って読んでみて欲しい作品です。

おそらくドラマ化か、映画化されるとは思います。

・・・が、

予想通りのつまらない物になる気がするので(ぉ

出来れば本で。

もう一度言います。

「まいった!」

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