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テレビドラマ版「警官の血」、、見終わって、あまりに頭にきたので。

不満しかない。

なんだアレは。

少しは予想してたけど、

あんな台無しな脚本にしてしまうとはなんと言う愚行。

この小説は一応ミステリー。

3世代にわたって描かれてるわけですが、

原作の場合、祖父の死因、父の死因は

クライマックスに明かされる仕組みになっていた。

だが!、テレビでは祖父の殺人シーンを流すわ、父の死因を流すわで

もはや小説の展開をぶっ壊してる。

謎のない推理ドラマ、、、意味不明。

祖父世代の主要人物である「先生」の存在を

完全に軽んじ、そしてまた時代背景の説明がない。

6畳一間の汚い長屋暮らしは何故か3部屋もある大きな部屋になり、

貧乏生活の感じが全く伝わってこない。

父世代の学生運動や赤軍等の説明が全く無く、

潜入操作のきっかけの説明は適当で間違ってる。

潜入操作してる上での心情描写が重要なのに、それも完全に端折ってて、

周りが学生の中、ある意味社会人である民雄の冷めた目線も

全く表現されておらず、どこまでも子供っぽい。

最後の世代では、主要人物の覚せい剤に手を出すきっかけの描写が、

間を端折った為にグダグダになってるし、恋人を寝取られる原因の描写も適当。

信頼の証として与えられた高級時計もある意味心理描写の複線だったのに

登場するだけしておいて、複線の後始末は全くなし。

対決のシーンでは主人公の態度が高圧的な単調さに変更され、

感情に波が無くてチープ。

ソレもすべて前半、中盤でネタバレしちゃってるおかげで、なんの驚きもない。

とにかく最低の駄作でした。

どうしてこんなにむちゃくちゃにしてしまうんだろう?

原作者が絶賛してるとか新聞で見たけれど、

もし、万が一、本心ならこの作者も残念な人ですな。

まぁそこまで作品自体に思い入れなけりゃ、大金貰えりゃ誉めるか。。

と思ってしまいそうになるくらい「原作者なら怒ってもいい」ドラマでした。

でわでわ。

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コメント

原作を読んだ人がドラマ化したものに腹を立てるってのはよくあるけど、でもドラマしか知らない人は案外満足だったりするんだよね。二代目まではかなりワクワクしながら見られたよ。

でも、ドラマの結末がしょうもなかったってのは同意。あのドラマを見て、原作も読みたいとは思えなかった。

投稿: | 2009年2月 9日 (月) 10時48分

℃もです。

まぁ、感情をストレートに書いて見ただけなので、
バイアスはかなりかかってると自覚しておりますw

読んで自分の中の想像で補間しちゃってる部分と、
映像化されたものに対するギャップでガッカリすることは
多々あると思いますから、私の持った感想は
あくまでも「原作を読んだ上で視た人」の感想ということで。

あの結末も、原作ではしっかりとした複線と、
全体に流れる正義とは?という大きなテーマをうまく使った物だったのですが、
必要な複線を端折ってしまったために、チープな政治駆け引きみたいになっちゃってましたね。

ていうか、せめて早瀬の殺人シーンは最後の対決まで隠して欲しかった。

視聴率的に前半の山がほしいっていう計算と
椎名さんを使ったために、存在感が有りすぎて、
謎を引っ張れなくなってしまったという都合が見え見えで、
かなり残念でした。

まぁこれも原作読んでバイアスかかってる私個人の感想ということでw

投稿: わ( ̄ー+ ̄)ぃ | 2009年2月 9日 (月) 12時39分

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