今年の本屋大賞作品
「ゴールデン・スランバー」伊坂幸太郎
本屋大賞の大賞受賞作品です。
盆休み前に購入したのですが、昨日やっと読みました。
感想は・・
良い意味で「まいった!」
「首相爆破殺人犯」
という無実の罪をかぶせられた主人公の逃走劇。
緊張感満点かつそれを途切れさせない速い展開と
読者にそれと感じさせないように上手くちりばめられた複線。
何が陰謀で何が真実なのか?
友情と罠、奇妙な信頼関係の行く先は?
そのすべてが加速度的に展開、収束して行く躍動感あふれるストーリー。
久しぶりに猛スピードで展開する本を読みました。
軽めで、一気に読める内容ですが、
とにもかくにもストーリー抜群です。
読み進めるごとに、頭の中でどんどん映像が浮かび、流れて行く感じは
物凄く出来のいい映画のようでもありました。
私の中では過去の本屋大賞作品の中でも1・2を争う面白さ。
新潮社より1600円で発売中。
ぜひ買って読んでみて欲しい作品です。
おそらくドラマ化か、映画化されるとは思います。
・・・が、
予想通りのつまらない物になる気がするので(ぉ
出来れば本で。
もう一度言います。
「まいった!」
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